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- 2024.01.22 Monday
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ひとつまみの不安
寂しがり屋の私
光に、光に
私は扉を開く
自分を開いて、
光になる
ワルツを踊るように
くるりくるりと
あなたが光になり
私が光になる
円環は天へと続き
どこまでも昇る
ひとつかみの不安
怖がりなあなた
光を、光を
少しずつ、生活からあなたを洗い流していく
色んな色の混ざった水を、無味な透明に
今、私は透けたい
透明になって、光をひたすらに反射したい
煌めく夏の晴れた日を思いながら
大きな海へと流れていきたい
幸せも悲しみも、
希望も絶望も、
意味の無いものだったら
薄く鉛筆で引かれる私たちの線が
重なる時が来て、
やがてその時は去る
また漂う薄い線に戻る
重なり合う線は少しだけ濃くなって
白い紙の上、少し自信ありげに走る
ここにいるよって、
一緒なら大丈夫だよって
でもずっと一緒に走るわけにはいかない
私は私の選択をする
貴方は貴方の選択をする
薄い線になりまた旅に出る
不器用な私たちはきっと
綺麗な図形を描く事は無かっただろう
ただ延々続く歪んだ曲線を
なんとかはぐれずに繋いでいただろう
不器用な私たちはきっと
真っ直ぐな線は上手に描けない
離れて紙を滑りだしたとしても
どこかでふとぶつかってしまうのだろう
筆圧の弱い二重の線が
触れては開いて、
開いては触れて、
無限を描いていく
幸せな夢を見るたびに
何だか泣きたくなるね
目が覚めた時横にいるのは
ただ無言の空白
真っ白な世界に
私は文字を紡ぐ
自分の生きるべき世界に
根を張っていく
隣の空白には
たくさんの文字が詰まっている
でもどれもこれも
完全には成り得ない
無の質量は知っているけど
有の質量は知らないままよ
どれだけ貴方を思っても
それは貴方には変わらない
いっそ惨い夢ならば
横の空白も有難いのに
幸せな夢ばかり見せられて
一人の朝日は目に染みる
溶けるままに放っておいた
零れた音に私は泣く
私を呼ばないその声を
吸い尽くす夢さえ見た
冗談めいて真剣な嘘を吐く
私の嘘は私の本音
客人を勝手口に通す
扉の前に呼んで怯えたまま
私は貴方の何でも無い
貴方も私の何でも無い
分かっていてどうして
こんな夢を見てしまうのだろうか
さらり友人と交わす冗談
鋭く私を切り裂いていく
いつかぼろり鍵が落ちたら
私の世界は崩れるのだろう
扉に掛けた震える手
貴方を引き摺り込みたいのに
そうせずにきたのには
きっと大きな意味がある
奪った貴方の声を返したら
私の名前を呼んでくれますか
きっとそれこそ
中へ入る暗号なのに
Something's killing me.
さあ自分の足で生きよう
私は自分のマネキン
たった150cmの身体に閉じ篭って
たった23cmの両足で立つ
ぐらりぐらりと世界は揺らぐ
人生に吊革は無くて
後ろの闇へと去る人は
数え切れないほどいる
私の基準は私のまま
外枠がどれだけ歪んでも
内側から触れるのは
たった一人自分だけ
目を閉じて
息を吐く
意識を浮上させて、
そのまま落下する
私の生きる世界よ
こんばんはお月様
爪先立ちで踊るワルツを
貴方は見ているのかな
倒れそうになるたびに
肩を抱いてくれた貴方
目を開いて
息を吸う
幻想に別れを告げて、
神経を張りなおす
私の生きた世界よ
さようならお月様
踵を着いたその時に
貴方はここから消えるんだ
優しい冷たい指で
私を暖めてくれた貴方
My sweet dear,
Kisses good night
Bless god's light
You'll never know your words which were sent to me
You'll never know you were my will to live
The only thing you have to know
Is that I'll always be there for you
Good bye my angel,
Please kiss me good night
Until I forget my worst nightmare
Good bye my angel,
Please kiss me good bye
Until I forget everything abou you
お元気ですか
今はきっと夢の中でしょうが
まあそれは構わないとして
季節の変わり目、
風邪など引いていませんか
頑張ってらっしゃいますか
いや、きっと、
貴方なら認めないでしょうね
頑張っているに違いないのに
怖くなることはありますか
寂しくなることはどうですか
思った人はいましたか
私のことはどうでしたか
私は貴方に会いたい
酷く簡単なことですが
その理由は本人も知りません
ただ傍にいたいのです
貴方の世界が好きでした
今でも好きと言えましょう
貴方は照れ笑いをするのか、
目尻を少し下げた顔で
貴方がどこに行こうとも
きっと私は傍にいたいのです
遠くても愛していたい
近くても好きでいたい
名付け難い感情ですが
その何かを貴方に捧げます
私も数年で大きく変わりました
貴方の他に恋もあった
それでもここに帰ってくるのは
貴方がそれだけ大きいからです
貴方はまず認めないでしょう
好きと言えるのに言われるのは下手
それは好かれていないからでなく
上手く受け止められないからですね
貴方に向けられる数多の愛
それを紡いで翼にしてあげたい
どれだけ貴方が辛くても
私は味方のままでいますし、
どれだけ貴方が幸せでも
私は更なる幸せを祈ります
陳腐な表現をするならば、
今も変わらず愛しています
深い夜の時間帯ですので
私もそろそろ夢の中へと
飛び込もうと思います
おやすみなさい