忘れ物をしたよ 昨日に
それを明日 探しに行くよ
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融けゆくチェッカーボードの涙

独りSMの名を中学生にして得ていた私ですが
まあ、ちょっと暴走しました

これメタファーなんだけどね
わかるようなわからないような

あと見る人が見たらやらしいかも
かなり暴力的だからよい子の皆は見ないでね
一つ下の記事のrouge/noirをそのまま引っ張った感じ
というか悪化させた感じ

気分悪くなったら途中でも画面消して
うがいでもしにいきなさいね




縛りあげた腕を見下げる。涙で腫れた目をこちらに向けて哀願する顔をまた一つ打つ。崩れて呻く姿を見る、ぞっとするような快感が背筋を走る。未だ流れる涙に微か宿る甘い色が私を翻弄してやまない。

細い紐が逃げるたびに食い込む。赤くなった部分を撫でるとびくりと震える。笑いながら爪を立ててやると悲鳴のような声をあげて惑う。逃げるように、でも縋るように、私の下でのた打ち回る。逃げられるものなら逃げてみろ、お前はこの痛みが病み付きの癖に。逃げてもすぐにまた苛められにやってくる癖に。

脚で転がす。仰向けになった裸の太腿に噛み付く。ぎりりと歯が立てられるにあわせてひどく泣く声がする。痛い、やめて、と叫ぶ中に辛いだけでないものが混じっていることに私は気付いているのだ。赤く深い歯形を慰めるように舌を這わせば戸惑った溜息が聞こえる。ぴりぴりと沁みる傷を舐めてはまた噛む。お前は制止を懇願しているのではない、更なる加虐を懇願しているのだ。





見下げられながら泣く。怖い、痛い。逃げたいのに身体が動かない。打たれる度に涙が飛び散る。呻きながらも必死で見上げれば、にやりと笑う冷たい目がこっちを射抜く。真っ白になるような感覚が全身に走っていく。

自由の利かない腕を指が伝う。滑らかに肩から降りた指が痛む箇所にたどり着いたら、優しくいっそ愛おしそうに、しかし執拗に、撫でられ続ける。確実に痛むのに焦れる。耳元に息を感じたのと患部に強烈な痛みを感じたのは同時だった。ぐっと身体を反らして逃げようと暴れる、なのに刺激が無くなった瞬間にふと寂しくなる。わけがわからない。でも痛くないと怖い。

蹴られて床に転がる。晒された太腿に近づいたと思ったら貴方はそこに噛み付く、酷く酷く。刺さる歯に泣き叫ぶ。響く自分の声が嫌がるだけでないことを自分が一番知っている。耐えて耐えて、でもなければ寂しくなる、強烈な痛みを与えていて。柔らかく舌を当てられると刺激は減る。急に優しくされたようで、でも痛いままで、何だか不安になって、目線を天井に彷徨わす。もっと痛くして、突き放されても続くように、忘れられないように痛めつけて。

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