忘れ物をしたよ 昨日に
それを明日 探しに行くよ
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そんな気分
全ては通り過ぎていくのだなと、ふと思った。

悲しい歌もいつか懐かしい歌になる。私を壊すように聴き続けて、罪を痛みを擦り付けたあの歌からもう今年で四年経つ。繰り返された運命の台詞からはもう十年。いつの間にか遠くまで来たものだ。

時々思い出すことはある、あれこれ。それでもそれは強い握力で心を掴むのではなくて、そっと擦りむいた膝に添えられる母の手のように、温かさと慈しみを持った記憶に変わっていった。どれもこれも、私を私にしていく過程にあった出来事や感情で、きっとそれらを回顧している私だっていつか未来の私を構築している一部に変わっていく。そうして時は過ぎて、人は人になっていく。

友人の娘は、自分の手の存在を初めて見つけたようで、じいっとそれを眺めていた。それと自分(の思考?)が一つの連動した肉体であることはまだ知らないのだと思う。可愛いなあと思うと同時に、人というよりもただ一つの生命体というか、生命を持った個体である赤子がいかにしてこうして人間になっていくのか、興味がわいた。

記憶をストックする媒体でもあり、感情を記憶に変換する機関でもあり、感情を受容するアンテナでもあり、記憶からまた別の感情を生成する機関でもある、人間というのは不思議な生き物です。私は、私だったものからどんどん私になっていって、またいつかの私を作っている。全ては通り過ぎていくのです。
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