忘れ物をしたよ 昨日に
それを明日 探しに行くよ
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流れない星のような 1
小さい頃、お弁当に入ってる林檎が嫌いだった。
母がせっせと作ったうさぎさんの林檎も、私に食べられる頃になると変色してしんなりして、なんだか食べるのがますます可哀想になってしまっていた。周りの友達が「うさぎさん良いなあ」とか言っている横で本人である私は食べるのを躊躇していた。いかにもぬるい、変色した「うさぎさん」は早く食べてあげないともっと可哀想になりそうだったけど、そう思えば思うほど食べたくなくなった。結局友達にプレゼントした挙げ句、幼稚園に迎えに来た母に、もう入れないでと注文した覚えがある。
私は昔から自分の思い通りにいくまで我が儘を言い続け、叶ったら叶ったで更にエスカレートするタイプだった。あれが欲しいこれが欲しいと言って、手に入ったらもっと欲しくなる。母は林檎を入れるのをやめてくれたけど、私は他の果物でもぬるくなったら食べたくなくてかなり困らせた。幼稚園の先生は必ずお弁当に果物を入れるように要求するし、娘は食べたくないと言う。母が出した結論は缶詰のフルーツ(それも、私が好きな蜜柑とかパイナップルだけ)を毎日入れる事。だから私はみんなが可愛らしい苺とかうさぎさんの林檎とか食べてる時に、汁漏れした缶詰の蜜柑を食べていた。昔からそういう子だった。
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