バス停って青春の風景だと思う。
あたしはバスは全く使わないけど、夕暮れのバス停はすごく青春の風景だと思う。寒い季節は特に。暑くなってくると外にいるのが苦痛であんまりバス停で話し込む元気がなくなってくるから。まあ、寒い時もきついけど。春とか秋が一番かな。話してるとテンションが上がってきて、体温も上がってくる。腕とかは冷えてくるけど、心は温かいの。
あたしってさあ、基本的にあんまり人を好きになれないタイプの人間なの。だけど、その代わり、好きになったらすごく好き。これは恋愛の話じゃなくて、もっと友情の話ね。信用するのはめちゃくちゃ怖いけど、心を許したらどこまでも許せるようになっていく。誰だってそうだろうけど、あたしは程度が極端。好きなものは好き。大好き。みんなの事大好きなの。
もしあたしが死んだら、何人泣いてくれるんだろう。何人覚えていてくれるだろう。あたしの死を知ることすら出来ない親友はこの世にいなくなったあたしをどう思っているんだろう。生命最大の仮定法、だと思うんだ。生きている以上はこの疑問と常に向き合っていないといけないし、答えは知る事なんて出来ない。答えが出たときは、その時だから。
今死んでゆく命の
一体何%を
あたしは知っているだろう
その存在すらを
知らない生命ばかり
それでも彼らは生きた
懸命に命を生きた
ただあたしが知らなかっただけだ
そしていつか
あたしもそういう時間を迎える
生きていく命の
一体何%が
あたしを知っていただろう
まずはテストで死なないように勉強します。