夜中に悲しくなって
一時間くらいかけて愚痴を書いた事もあった
結局支離滅裂だし
残したくなかったから
朝に原稿のまま消した事も
誰を信じたら良いのか
正直わからなかった
誰とも違う自分を
心から悲しんでいたんだ
同じ舞台に立つ
50人のメンバー
それぞれにそれぞれの戦いがあった
三年間で初めての先輩も
六年間の集大成を見せる先輩も
一週間前に突然呼ばれた後輩も
中学の時からのプライドをかけて挑む、私たちも
誰もがまたとない戦いを駆け抜けて来たんだ
たったの12分の光のために
誰にも負けないくらい
頑張ったんだ、なんて
そんな事を言う資格はまるでない
手摺りの無いジェットコースターで
泣きそうになりながらも振り落とされないように必死だった
あたしに誇る事があるならそれは
ジェットコースターから絶対降りないと、落ちないと、
自分を奮い立たせた意地だと思う
誰を信じたら良いかわからないなら
みんなを信じたら良いんだ
誰もがひとつになりたがっている
無意識下で差し伸べる握手の掌
あとはみんながその存在に気付けるか、どう取り合うか
負けてたまるかと言う前に
聞かせる音楽をいたしましょう
辛かった日々から救いあげる神の声
逃げ惑う心に対して
差別なき温かみで抱き締める太陽
光の中へ...
真理を得るために