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    安物でもいいから私を繋ぎとめるものが欲しかった

    • 2011.09.25 Sunday
    • 12:02

    する選択がいちいち屑だよなあと思わないでもないけど、仕方ない。色んな屈折角を経て、結局は見えないものになってしまうのだから、許して。何もかもが、ね。私は私で深く深く海の底へ潜っているから、あなたの見る私は太陽の照らす虚像。竜宮城まで遊びにおいで、いつか陸に戻ったころにはあなたはもう取り返しのつかない時を失っているだろうけど。それでも良いなら、虚像を見抜いて、飛び込んでおいでよ。

    更新が減っているのは知ってる。単にパソコンを開く頻度が下がってるからだ。文章を書くのがしんどいというわけではないけど、何だか書けない事が多かったり、何だったり。やっぱりあの頃に戻りたいなあ。同じところをずっとぐるぐると回って、動いてもいないのに迷子になっていたあの頃の私は、言葉が無いなどと嘆く事もなかったのに。ただ悩むのが好きなだけなんて、そんな下らない生き物になってしまったんだな私。分かってるよそんなんじゃ駄目だという事くらい。でも、ね、駄目なんだもの。

    文章を書くと、思い出してしまう。折角何とか振り払ったのに、ピリオドを打ったのに、更にピリオドを重ねてまるで三点リーダ、お話を続けたい歯切れの悪い語り部。往生際が悪い。もう語る事など残されていないのに、何かを絞り出して語ろうとする。中指に重ねられた指輪。さよならを言っても、またいつか会うと知っているから、私の中の何かが、どこかが、貴方の名前をまだ呼ぼうとするよ。早く誰かのものになってしまってよ。私の手の届かないどこかへ、早く。

    ややこしい生き方をしてると言われた。分かってるよ。自分から迷い込んでる事だって理解はしてる。でもどうしようも無いんだもん。自分に正直に生きようとすると、世間体を気にするのか自分の立場を気にするのか(同義?)酷く嘘吐きな私が邪魔をする。本当は、全部全部振り払ってしまいたいよ。あれもこれも気にしないで、何もかも手放して、ビルの屋上から飛びたい。遠いあの日に戻れるように。でもそんな事をしたら可哀想だし、だとか、動揺は禁物だろうし、だとか、いらない事ばかり考えて、何とか生き延びてる。私が自分の周りについて考えなくなった時は、そんな余裕も無くしてしまった時は、誰か私の腕を強く掴んで。そうじゃなきゃ、私は、ね。

    こんな事ばかり言ってる私は自ら招く不幸体質。実際には幸せな生き方してるはずなんだけどね。行きたい大学に行かせてもらって、家族も友達も恋人もいる。バイト先でも良い人たちに恵まれて、下宿先は結構良い部屋。でもね、何だろう、全部私の良い事たちなのに、たまに全部が邪魔に思える。違うか、良い事があるのが邪魔なのか。良い事があればあるほど、死ぬ為の理由が打ち消されていく。本当は何も消えてなんかいないのに、表向きに打ち消されていく。何もかも無くすほど絶望させて。でもそうするには一人の人間が死ななくてはならないし、それ自体は私には望めない。

    偶にしか文章を書かないと、何だか憂鬱な事を書く確率が跳ね上がるような気がする。一回書き出すと止まらなくなってしまうから。そして何より、そもそも憂鬱だから。こんな私を外には出せない。傷つける事は本望じゃないよ。結果論的に傷つけてしまうのは、世の常だけれど。ああ、動きださなければ。時は進むし、私はいつまでも子供ではない。

    あの日伸ばされた腕を

    • 2011.09.21 Wednesday
    • 12:28
    振りほどく事も出来ず、離れる事も近付く事も出来ず、自分に甘えたままだった直向きで愚かな私を、あなたがいつか笑って許してくれる日が来ますように。

    タブーかも知れないけれど、ぶち当たってみた。砕けると知って、なんてレベルじゃない。もう砕けていたもの。失うものはもう無いはずだったのに、何であんなに恐ろしい気持ちになるんだろうね。ただ理由が欲しかった。私の時間を、思いを、受け止めて欲しかった。それは凄く凄く我が儘な願いで、同時に凄く凄く真っ当な願いだ。

    人の命なんていつまで続くか分からなくて、漫然と生きていれば人生は空中分解したサーカスみたいに愉快でいて尚且つ狂ったような、意味の無いものになってしまう。人生自体は娯楽じゃない。その内側に楽しみを見つけ出すには、決まり事だって必要になる。

    切ない、と思うのは事実だ。否めない。私は自嘲気味に笑う。決まり事に弾かれてしまっては、もうどうにも足掻き様がない。時間は、命は費やされ、行き場を無くす。それでも、私は貴方を想って良かったと感じるよ。だからこそ、私のせいで貴方が自分を蔑むのが許せなかった。これだけ自分の手で苦しめてきたのに、まだ。私は笑った。あまりに違う方向を向いた二人の人生を眺めながら。

    それでも、こうしてやっと、私は目の前に集中出来るようになったと感じる。逃げ帰るところも、もう近くにない。現実と、現在と、向き合わなくてはならない。あの子が教えてくれた事は沢山あった。それらは浅く深く、時に治らない傷として、私に刻み込まれているから。だから私は、前を向かなくてはならない。

    いつか人生が終わった時、私は自分の譲れない一歩を守りきれているのだろうか。そんなに立派に生き抜こうなど思ってもいないけれど、でもどうか、守ると決めたものを、貫ける人間でありますように。それもまた、深く深く刻み付けられた癒える事のない傷なのだから。

    溶けゆく魔法のあの子の笑顔

    • 2011.09.16 Friday
    • 13:49

    色んな事が起きる毎日だね。

    東京来襲してきました。牡丹ちゃん二日に渡って宿ありがとう。お前の住んでる地域マジで最高。あんなとこ住んだら私絶対本当に駄目になる。もう他のとこ住めなくなる。個人的にはああいう便利でしかない場所に住みながら引き籠るのが理想です。そうです陰鬱なやつです。うちの母親はおたくの金銭事情ばかり気にしてました。家賃大変だろうねと。そうだろうね、知ったこっちゃないけど。ああしかし良いところだった。

    そして双子ちん、半日でしたが本当にありがとう。今回の旅の最大の目的はあなたに会いに行くことだったので本当に本当に嬉しかったべ。あなたと話していると何だか色んな事と向き合う気力がちゃんと生まれるの。ちょっと本気で帰りたくなくて泣きそうだった。あとついでに可愛い女の子を一日連れ回せて幸せでした(またこういう事ばっか言うからいけないのは知っています)。しかし、楽しかったなあ。またお金貯めて会いに行くよ。だから私の相手出来るくらいにはお金用意しといてくれ。

    はのさん今回は残念でした…またそのうちリベンジしましょう。就活するんだかどうするんだか色々悩んでますけど、とりあえず方向性だけでもさっさと決めます。もう結構良い時期になりつつある。またもしかしたら相談乗ってください、よろしくです。

    地元神戸や大阪でひいひい言ってる私には首都圏は少々都会過ぎました。何あの路線の多さ。私大阪市営地下鉄すら怪しいのに。首都圏に住む人間は完全なマルチタスク型人間なのか、それともよっぽど自分と関係の無い部分を綺麗に切り離す能力に長けているのか。不思議。大阪の環状線に乗った事の無い私が何故山手線を一周してるんだ。楽しかったけど、でもどっち方面とか分からなくなるんだよね。内回りとか外回りとか。それは環状線でも一緒だけど。だから余計に乗らないんだけど。

    大きなところに出ると自分のちっぽけさに気付かされる。それが、とっても心地よい。私はほとんど何にも作用しない、凄く凄く小さい存在なんだなと思うと、嬉しくなる。ある程度以上に存在感を渇望する癖に、影響力なんて恐ろしくて持てないとも思うんだ。誰も私の事を知らない場所に一人で生きたい。私が私である必要が無い場で、私はやっと偽りの無い自分になれる。誰かの為に、自分の為に、演技なんていらない。誰に対しても偽らなくて良いから、自分に対しても偽らなくて良い。完全に隔絶された一人の心地よさ。ね。

    そう思うとネットとか携帯がある間は逃げきれない世界があるよね。本当に消えたい時は全部置いて消えるから、そうしない内は疑似ひとりぼっちをしに偶に遠くへ行きたいよ。きっと楽しいことだから。ね。

    揺れる舟があなたを笑う

    • 2011.09.08 Thursday
    • 21:35
    つらい


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    黒いレースが私の小指で解れた

    • 2011.09.07 Wednesday
    • 11:38

    忙しすぎる。この更新率あり得ない、自分をちょっと殴りたいくらい更新してない。更新してない事がいけない事なわけじゃないんだけど、でも何だか凄く凄く違和感があって、嫌だ。書きたいという欲だったり、書かなきゃという危機感(それは管理人としてじゃなくて内から来る感情に窒息させられそうな一個人として)だったり、そういうものが薄れてしまっては、もう私が私でいる必要もなくなってしまうから。書かなくちゃ。書かないなんて怖い。そう思っていないと。

    世の中には色んな人がいて、色んな人たちの中には私もいて、たまに仲間もいる。直感というものは時々怖い。それでも私は二年半前の自分を褒めてあげたい。そしてそこから築き上げてきたものを壊してしまいたいような、大事にとっておきたいような、そういう複雑な気持ちたちのせめぎ合いに苦しむ。ただ、本当に、こういうややこしい世の中で無ければ、私は遠慮もしなかったかもしれない。世の中はややこしすぎる。気にしなければならない事が多すぎる。あまりにもね。

    私は片手を繋いでいて、あなたも片手を繋いでいて、私たちの両端も手を繋いでいて、そして間にぶら下がる私たちの残った手も、繋がっている。小さな輪っかを作っている私たちの世界は、とても温かく柔らかく、堅く、脆い。

    壊そうと思えば壊せる世界があって、でも壊してしまえばもう何もかもが元には戻らない。時間は流れるのみであって、戻りはしない。右手を振りほどいて、左手を強く強く引っ張って、私の右手であなたの左手を掴んでみたい。引き寄せて、崩れるように掴んでみたい。呆然とする、かつて両端だった人々。…その光景を想像するのは愉快で、でも、酷く残酷だ。

    何も知らなければ、きっと、こんな思いは抱かなかっただろう。でもやっと、ついに、直感が正解を叩きだした瞬間なんだ。これは記念すべき時で、妥協ではなくて、本心から。ただ、何もかもの順番が可笑しいだけだ。きっと冗談で言ったのだろう、と私は思ってみる。でもね、ごめんね、冗談にしてあげられないかもしれない。私は私で、上手く組み合わせられないピースの中を何とか二十年生きてきただけの強かさは持っているつもりだよ。まともに認識していないものもあるけれど、ある程度は自分の武器も理解しているよ。ねえ、ちょっと戦争しようか。

    そして更に残酷な事を言ってしまえば、この感情さえ大事にすれば、私はもうあの子を離してあげられるかもしれない。こんな形で自由を取り戻したいとは思っていなかったけれど、でもだって、そうなんだもの。目には目を、歯には歯を。あの子を自由にするには、私を自由にするには、やはりこういう方法しかないのか。もっと真っ直ぐ生きたかったなあ。でもそれを願う事は、私にとって酷く辛い事だから、やっぱり今のまま生きるよ。

    ああ、結局胸は痛むまま。


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    レースの揺れる温かな朝に私達は別れた

    • 2011.09.01 Thursday
    • 22:25
    破壊衝動などではなく
    特定の何かの所為でもなく
    ただただ漠然と、
    死んでしまいたいと思う

    何となく、とか
    疲れたから、とか
    そんな理由
    それだけの理由

    許しを請う自分の姿が
    鮮明に思い描けたの
    頭の中の私は泣いていて
    生きる私も泣きたかった

    貴方に縋って泣いていた
    抱擁を求めて
    許しを求めて

    それを現実に実現すれば
    もう私は生きていられない
    生きる意味など最早無い
    無くなってしまうのだ

    死んでしまいたいと
    素直な気持ちで思うよ
    九月になったんだ
    秋が始まった

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