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- 2024.01.22 Monday
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結局何となくぼんやりと仲良くしてます。私の心の中には蟠り的なものが残る、何かの病巣のようなしこりが残る、けれど、悪化するまで見て見ぬふりをしようかな。いつか蝕まれて朽ちてしまうだろうけれど、病魔を無視して生きていれば終わりの直前まで終わらないように生きていられる。そう信じて。
彼に彼の嫌なところ(という表現はせずになおして欲しいところと言ったけれど)を言った。言い合おうという事になったけれど、ほとんど私が一方的に懇願する結果になった。いやはや。君は私に不満ないのか。女子力磨けって言われたけど、彼氏出来て油断してるんじゃないかと言われたけれど、そもそも私は男子にアピール(笑)するような女子力(笑)が大嫌いだし、それなら人間力磨きたいと思ってる。だから、そっち先に磨く。それは君に言われたからじゃない、君よりももっと強い人間になって上に立ってやりたいからだ。
永遠に一緒にいる事は多分出来ない。彼は当然の権利としてそれを願っているけれど、私には辛い。私はそんなに願っていないもの。だって、もし永遠に一緒にいれば私は潰れてしまう。潰されてしまう。そうならなかったとしたら、今度は逆に彼を潰してしまうだろう。潰し合いをするために恋人たちはいるわけではない。それならばいっそ大きく干渉し合わない、軽い関係の恋人が欲しい。それもまた、言葉にしてはいけない願いなのかもしれない。
全く関係の無い話題になるけれど、大学院の過去問が届いた。到底届きそうにないレベルの大学院、を、無理矢理(しかも一本で)狙いに行く私。過去問を見て口があんぐりした。大学院生の事をもっと尊敬しようと思った。何ぞこれ。色んな事を知ってる前提で話が進む。それに付いていけないという事は、つまり、色んな事を知らないという事。自分の入試まであと一年と少しが残されている。その長いようで短い期間に、私はどれだけのものを得られるのだろう?どこまで食らいついていけるのだろう?
春になって実家に戻れば幾分勉強しやすい環境が整うと信じている。彼の部屋に行くのがまるで当たり前のような扱いを受ける日々では、自分の自由に自分のしたい事がしにくい。勉強だって課題だって、そうだ。極力、出来るところまで、今から頑張って、春が過ぎてからは驚異的な通学時間の長さも味方につけて頑張ろうと思う。彼は何とかして私を下宿に留めたいらしいけれど、私は仕方が無いんだという顔をしながら内心さっさと下宿をやめる事を願っている。そういうもんだ、私たちの関係は。
自由が欲しい
自由に生きている中で愛されたい
我儘、贅沢
風邪を引いた。
昨日、というか日付的には一昨日、友達とクリスマスパーティをして帰ってきたら体温が38度を超えていた。二か月前にも胃腸炎らしきものになってそんな熱を出した、所為で、多分恋人にはすごく身体の弱い奴に見えてるんだろう。実際元々の私はそう頻繁には高熱を出さない、ずっとだらだらと体調の悪いタイプだ。ちなみに回復はかなり早い方だと思う、胃腸炎の時も今も、一日経てば平熱にほど近い微熱程度まですぐに下がってくれる。
本当は今日、というか日付的には昨日、恋人と一緒に合同説明会に顔を出すつもりだった。彼は本当に就活生だから、私はそれにくっついて行くだけ、という。でも熱を出してしまったから仕方ないよね。あんなに人の多いところへ、熱を出して行くのは無茶だ。結局、彼は朝一から一人で行ってきたようだ。夕方頃になって、買い物をしてうちに来てくれた。水分とゼリー(は、私が頼んだ)、出前一丁(は、彼が自分の為に買ったのにうちの家に置き忘れてしまっている)、そして苺。
ずっと家にあげるのを拒否し続けていた。私は、本当に人を自分のテリトリーに入れるのが嫌いだ。それが恋人でも、親友でも悪友でも、家族でも、自分以外の人間は皆外部で、内部に入れるのは嫌なんだ。だけどさすがに今日はあげるしかなかった。あがられてしまうだろうなと思って、熱の出た体で、ざあっと部屋を片付けた。相変わらず汚いのは汚いけれど、でも辛うじて人を入れられる程度にはなった。居心地は何も良くなかった。
私も病人だけど彼も完全に風邪を引いている。というより、彼の方が前から引いている。ずっと咳してるのを見ているし、それでもあちこちの忘年会に顔を出したり説明会に行ったり、あんまり治す努力をしているようには見えなかった。この間何とか説得して薬を飲ませたけど、その程度。つまり病人同士、別に私の家に彼が来たからといって特に看病されるわけでもない。狭いベッドで並んで寝ようとすると端においやられる。しようと思っていた事が頭の中を廻る、そして彼はぐっすりと寝ている。
やっぱりどうしても、誰かが自分の部屋にいては落ち着かないんだ。自分が誰かの部屋に行っても別にそんなに落ち着かないけど、それよりももっと酷い。私は風邪を引いているし、明日は一日バイトだし、明後日は遊ぶ予定だったしそこからまた集中講義があって…今治さなければ治す暇なんてない。一人で寝たい、と言ったら体をずらしてスペースをあけられた。そういう意味じゃない、と思いながら、一人にして欲しい、という。
彼は一瞬素っ頓狂な声をあげたけれど、もう一度スーツに戻り、家を出て行った。彼の好意は分かっている、悪気も何もない、そんな行動たち。でもそれは(そしてここ最近の、一連のそれらは)私を確実に追い詰めている。彼の行動を全て受け止めるふりをするのは、もうしんどい。私にはもう出来ない。主張をするか、もう全てやめてしまうか。試しに主張してみて、あれだけ不機嫌になられるのも辛いね。そりゃあ落ち着いてみれば私が一方的に冷たいのだものね。
明日、明後日の予定を一旦真っ白にしよう、色んな意味で色んな事を考え直そう、それが今の私たちには必要なのだと二人で合意に至った。恋人と二人で初めて過ごすクリスマスイブは、ほろ苦そうだ。もしこれで立て直せるのならば、立て直したい。そう出来ないのならば、…、きっともうクリスマスイブは来ないけれど。一人で食べた苺、彼は私が苺を大好きだと知っていたっけ?苺大福を食べた時の話から知っているのかな?明日バイトが終わった後に彼の家に行く時、一緒に食べるべく持って行こうかな。小粒で、まだ酸っぱいのもあるけれど、甘いのもある。どうか、いい事ありますように。
Q.生きてますか?
A.そこはかとなく無事です。
いやあ、生きてますよ。ちょっと宮崎さん史上最強級の更新停滞率。一人暮らしを続けるラスト数ヶ月の間はどうしようもないかもしれない。パソコンに向き合える時間が少なすぎて書いてられない。春になったらまた更新量が戻ると信じているけど、いかんせん先の事なので分からない。ただとりあえず今はあまり書く時間がとれなくて、正直自分でも辛い。昔ほど、書かないとどうにかなりそうっていう事もないけれど、というかない事自体が、辛い。何となくやっていけちゃうんだなあ。悲しいなあ。
三年前、受験生の12月はさすがにほとんど更新してなかったはず。もう三年前だってさ。週末実家に戻っていたのだけど、当時の私に追いついた(つまり現高3)の弟がひいひい言いながら勉強してたよ。センター直前模試的なものを受けていたよ。懐かしいけど二度とセンターなんて受けたくない。何故か弟は昨日の夜、地理選択の癖にぶつくさ言いながら世界史の問題を試し解きしてた。正直わたしより分かってるんじゃないかと思うと怖い。私酷かったもんなあ。
姉さまからは一言、頑張れとしか言いようがない。
三年経って漸く自分の通う大学が世間的に言ってある程度以上優秀扱いされる大学なのだという事に気付く。そうです、就職活動です。まあ私は完全に進学一本で行く気だからあんまり直接的には関係ないけど、でも迷ってた時期に一応リクナビだとかマイナビだとかには登録してたの。今度ある合説をちょっと覗きに行くんだけど、その為にリクナビのメッセージBOXを見ると、気持ち悪いくらいに、「○○大学の皆さんへ!」ってタイトルのついたメッセージが届いてる。私でも名前を知ってるような企業たちから。
今はややこしい時代で、就職だってなかなか苦しくて、みたいな感じを受けるけど(それともそれも操作なの?)、私のメッセージBOXの中は無限の未来を提示しているみたいで、そのずれが凄く気持ち悪い。そう優秀じゃない大学に進んだ友達もたくさん知ってる。彼女たちのメッセージBOXはどんな風になっているんだろう?それに、ね、仮に○○大学の私が評価されたとしても、それは私ではない。大学名というシールを書類に張り付けるべく剥がしてしまったら私という台紙にほとんど価値はない。何だか気持ち悪い。でも、求められるシールを持つ事の重要性が私の身には染みている。痛いほどに。
We all have to make the best out of what we do have. 持っていないものをどれだけ嘆いたって持っていない事実は覆らないのであって、それならば持っているものを有効利用するほかない。一人でも生きていけるように、駆け上がっていけるように、私はここの大学に進もうと思ったんだ。勿論それだけじゃないけど、でも、それもあった。今や違う道を選んでいて、ここまでだらだらと語った私の大学名なんかは何の意味も持たない。でもそれもまた、持っていないものを嘆くだけでは仕方が無いから。シールなんて元から用意されていない私という台紙はただの紙だ。何を書くのも、どうちぎるのも、自由だ。
世の中には色んな事があるけれど、私たちは皆持っているものでやりくりしなければならない。