久しぶりにつらつらと、ポルノについて。
私はもうかなり長い間、あんまり可愛くないファンをやってるわけですよ。はるちゃんはよくはるちゃんと呼ぶのだけど、岡野くんのことは大抵岡野って呼んでみたりして。きゃーかわいいーかっこいいーきゃーっていうノリは出来ないし。嘘、ライブの時とかだけはたまーになるけど。でも基本的には、岡野太ったなあとか(今は痩せ気味かなあ)、はるちゃんその髪型はなんなのとか。フラゲしてた時期もあるけど、最近はどっちかというと発売日忘れてたり、初回限定盤ぎりぎりで手に入れたりしてた(一応初回限定盤は入手するんですけどね)。
もちろん好きなんよ。それは間違いないんよ。でも、これはみんな好きやろーって思わなくなったり、あんまし売れんやろなあって思うようになったりもしてる。それでも私は買うんよ、それで十分だと私は思ってるんよ。
大体、この口調自体彼らのものだもの。
でも、今年はライブいっぱい行ってるし、ちょっと自分のテンションがぶれてきてる。ライブ行くとね、あの人らのことすごく好きになるの。もう今年40のおっちゃんらよ。もちろんずっと、かれこれ10年は好きなんよ。でも、もっと好きになるんよ。それはそれでいいことなんだけど。先日フェスに、Perfume好きな友達と行ってきました。彼女もそうと言えばそうだけど、パフュクラさんってきらきらしとるのよね。少なくとも他ファンから見ると。そんで、実際あの子ら可愛いから、かわいいかわいい言うてはるわけよ。なんだろう、そのノリにあてられたのかな?、私まで思わず岡野くんをもう5年以上ぶりに「あき」なんて呼んじゃう始末。私、あんまりそうやって彼らをアイドル扱いするの好きじゃないのよ。でもね、思わず。
あれよ、好きの形は色々あるし、そんな好きでもいいんだけど。でも、どっちかというと自分の本来の愛し方に戻りたいんだわ。基本的にクールで、でもしんどい時は戻ってきたいなあって思い続けてるような愛し方に。ただ、そうこれも要因なんだけど、院入ってから数ヶ月、あんまりにもしんどくてどっぷりポルノライフしてたからか、離れられんわけよ。ずーっとポルノ聴きながら通学して、あーこの頃の岡野くんの声はこうだなーとかなんとか、ずっと考えてたんよ。幸せではあったんだけど。
来月に、シングルがまた出る。曲名がださいのはもうご愛嬌なんだけど、共作詞とか、その内容とか、曲調とか、彼らのテンションとか、考え始めると大変で。ツイッターとかで他のファンの方の曲の感想見たりするんよ(これも今までしてなかったようなこと)。絶賛ばっかり見てると不安になってくるんだけど(そんな陽気な話なのかと)、否定的なファンに出くわしても不安になるし。もうチェックとかすんなよって話なんだよ、分かっちゃいるんだけど。
まだまだいける、の?本当に?私はもちろん、疑うことなくそう信じていたい。だけど、ゴールテープは切られてしまうのか?大丈夫なの?色んなことがあったんでしょう、この15年。最初の、黎明期の、5年間を知らないことが凄くつらいこともある。でも、私は「何も知りたくない」と思ったりもする。いつもどおりのポルノが好きだから。
分析するときに、作者に引っ張られ過ぎないように気をつけなけりゃいけない癖は、自分でも日頃から知ってる。でも歌詞的にはこれでもかってくらい作者の意図や感情入ってるしさ。安心していたいのよ。ライブで会う日を楽しみにしてる。早く、はやくセレブレーションが終わってしまうことを、ある意味では楽しみにしてる。もちろん、その瞬間瞬間は、楽しむに決まっているけれど。
まあ要するに、ポルノが好きなんです。どんな形であれ、愛自体は変わってない。