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    眼鏡の向こう側に見えた景色だって

    • 2015.08.14 Friday
    • 23:31
    不安定な気持ちを誰かのせいにしたくなるのは、人間らしい感情なのかね。苛々したり、落ち込んだり、落ち着かないのには理由が色々ある。特定できるものもあれば、出来ないものもある。でもその根本の理由の多くは、自分自身にあるか、あるいはどこにもないかだと思うの。自分自身の怠惰だったり、夏の暑さだったり。だけど、ある程度以上不安定な時って、分かりきってるはずのその事実すら受け入れることがしんどくなるよね。誰かに責任を擦り付けたくなる。

    現実離れした妄想に浸るのも、全て現実から逃げ出すため。現状に、本当の意味では大きな不満はないはずなのだけど、罪を擦り付けられた偽物の現実が私の眼前に広がって、そこから私は逃げ出したくなる。だけど結局のところその紛い物の現実は私の中に存在するものだから、本当にそこから逃れるためには私自身が分解してしまうしかない。

    思うことがあるなら口にすればいいじゃない。あなたのために生きなさい、と、私に語りかける私自身もいるの。分かってる、よく分かっているはずなのになあ、と、言われた方の私は思うの。

    喉が何となしに痛い。本当は心身ともに結構辛い。

    私は体力も気力もない、根性無しの甘ったれなんだけど、そんな自分が好きじゃない。どんどん自分が嫌いになっていく。そんな人生の曲がり角を曲がったわけではないはずだったんだけど。とてもとても明るい後輩が30ぐらいで死ねたらなあと言っていて、彼女は人生楽しそうに見えてきっと色々思うところがあるんだろうな。だから、私は彼女のこと、結構好きなんだろうな。

    しんどいんだけど、明日も出かけるから、もう休もうね。

    神話の首飾り

    • 2015.08.13 Thursday
    • 22:38
    またしばらく書いてなかったね。いやー、もう更新頻度保てなくなってきたな。書きたいこともたくさんあり、感情もたくさん湧く。だけど、それを落ち着いて言葉にするだけの余裕とか元気とかがない。これは少しだけ嘘。本当は、別の事にかまけていたりするだけであって、時間を作れば書けるはず。でも、これを優先できない。アウトプット疲れのような気もする。言葉が湧いても、長続きさせられない。全ては断片なの。

    ポルノが今度アルバム出しますが、その中から数曲先行配信されていて。ミステーロって曲がねえ、ほんのワンフレーズしか聞いてないけど、いいんだよ。なんとなく、メロディかな、今の感情に噛み合ってて心地よい。今の、何とも不安定な感情に。

    慣れ切った、予期済みの喪失
    一歩踏み出してはならないけれど
    どうなるんだろうと、ふいに思ってしまうの

    幸せな私を襲うのは、いつだって私自身

    壊されてしまいたいと、
    見下されて、搾取されて、駄目にされてしまいたいと、
    時に思う私は今も健在で
    その凶器にあなたを変えてしまうことは
    とても魅力的で、とても悲しい

    私を壊してくれたら
    私の愛した、私を愛した世界を
    あなたは全部壊すことが出来るんだよ、と
    その背中に問うてみるのだけど

    きっと、きっと何も起きないんだけど、時々悲しい気持ちになったりはする。それは誰かに対する不満に由来するものではなくて、ただの季節性の風邪のようなもので、私の体質みたいなもので、時間をやりすごせばいつか知らぬ間に治まるもの。きっと私は欲張りで、自分一人の人生では何も足りないのだろう。失うのも怖い癖に、すでに失ったも同然のものを追いかけようとする。走る目の前に、もう目標物などないけど、走ってしまう愚か者。

    言葉がうまく出てこない。言葉が、きっとあるだろうに、出てこない。感情が言葉にならない。漠然とした靄として、そこかしこにある。捕らえて、輪郭を与えることが、とても難しい。訓練が必要かもしれない。それとも、もう出来なくなってしまったのか。

    私の好きな作家の最大の特徴はそのタブー性にあると先生は言った。いつしか、時代の流れとともに、彼のタブー性は損なわれていった。それはきっと彼としては喜ばしいことであったはずなのだけど、それでも彼の才能の泉を枯らしていった。幸せになることで不幸になることは、人間には可能である。好きな作家と自分を比較するなんておこがましいことなのだけれど、私にだって同じことが言えるんだろう。だから私も、彼と同じように、いつまでもタブーを追い求めてしまう。幸せであることが、とっても幸せであると同時に、怖い。私から大切な何かが失われているような気がしてしまうから。何かを、常にどちらかの手から、何かを失い続けなければいけない宿命なのかなと、平凡な自分に罪を背負わせようとする、ドラマ仕立ての私。

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