修士、修了しました。無事に。そして、博士入試、突破致しました。春から同じ大学院の博士後期課程に進学して、今と同じ研究を続けていきます。いよいよ退路は断たれた感じがする。覚悟は決めた。やるって決めた。頑張ります。
先日、入学手続きを済ませるために大学に顔を出したときに、指導教官に鉢合わせした。「いい成績だったよ」と、入試結果のことを褒めて頂けた。その言い方が、たぶん冗談とかじゃなくて本当にそこそこいい成績だったんだろうなって感じで、凄くうれしくなった。何だろう、安心したような顔で言われたの。もう学部一年から面倒見て頂いている先生だから、しかも謀反を起こしてよその大学院を受験したときも一年後の入学に向けて呼びもどして下さった先生だから、その顔が凄くうれしかった。もちろん試験官でもあって、採点官でも多分ある先生だから、私の入試結果なんて私が報告するどころか私が知る前から知ってはったと思うけど、それでも報告したときに「おめでとう」って言ってくれるその心遣いが嬉しかった。メールで言われた「いよいよ博士後期ですね」の一言が、私の気を引き締める。きっと色んな学生に言ってきたんだろう。偉大な先輩たちの仲間に加われてとても、嬉しい。
ちなみに先月言っていたちょっと困った友達も受かってました。うっとうしい同期も、心配な同期も。つまりは、みんなで受かりました。ほんのり複雑な思いもあるけど、ここからが本当の勝負ってことで、全員合格の事実自体はきっとおめでたいね。
バイトとか、自分の一週間の生活、それが重なった一ヶ月の生活をどう構築していくか悩んでいるのがここのところ。大学時代の同期が英会話講師のバイトを紹介してくれて、純粋に興味もあってやってみようと思ってる。ただ、変な話、時給が高すぎる。好待遇はもちろん喜ばしいしありがたいのだけど、これじゃあ扶養控除がやばい。いま、塾講師と歯科助手とTAをやっていて、それに講師が加わるとさすがにまずい。それじゃあ、時給が高くて拘束時間が短い英会話講師のバイトを軸に一週間のバイト生活を構築すれば、と思うのだけど、そして辞めるとしたら歯科助手なんだろうと思うのだけど、これが悩みどころなんだよな。慢性的に人手不足だからなあ。
歯科助手は昔の勤務先であり、縁故で今働いてるって感じ。良くしていただいているし、最近新人が割と身勝手にやめたところで、ちょっと辞めにくい…。お金の計算をして(勤務先が多すぎるので、給料をエクセルで管理してる)、期限を決めて、話す必要があれば話す。そうするしかないよね。講師なら拘束時間週4時間、通勤を合わせても5時間くらい。助手は勤務時間は5時間だけど場所が大学の近くで遠すぎて、実質拘束時間が10時間いくの。それで、助手としては一ヶ月で稼ぐ分が一週間で稼げちゃうから、これはどう頑張っても助手のコスパが負ける…。
でもなあ、それだけの話じゃなくて気がかりなこともあって。例えば、講師の仕事は今のところ一年契約なので、来年どうなるか分からない。何ならまだ始まっても無いから、どうなるかはっきり分からない。あと、本当に時給が高すぎて、人として駄目になりそう(笑)。今の塾と歯科助手が同じ時給で、この地域にしたらそこそこ高い方。鞄屋さんの頃に比べたらずっと高い。TAも塾とかよりちょっと高いくらい。もうね、近隣の普通のバイト出来ないもん。この水準に合わせるようになっちゃったから、やっぱり無理。それが、講師の仕事ときたら。日本全国どの地域で考えても高いと思うわ。単純計算で社会人と同じ時間をこの時給で働くとどうなるか計算してみたの。馬鹿みたいな高給取りだった。これはね、メインにしちゃうと人として駄目になる。仕事出来なくなる。ただ、そのコスパだと自由時間(勉強しますよ、うん)が捻出しやすいんだよな、とも思う。困ったなあ。
どうやって生きていこうかな、これからの日々。こんなに(悩みつつではあっても)前向きに生きてる私、珍しい。それなりに幸せな生活を送れているのだろうなあ。