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    そして顔を上げれば二本の虹がかかっていた

    • 2018.02.10 Saturday
    • 23:47

    弟の誕生日だ。おめでとう。もう24歳か、変なの。きっとよく言う「親にとってはいつまでも子供」と一緒で、姉にとって弟はいつまでも弟だからさ。とっくに背は抜かれて20cmほどあいつの方が大きいけど、未だにおちびちゃんだと思ってたりするもんね。何ならあいつ、春には就職するから私より先に社会人になるんだけど、それでもおちびちゃんだもん。私よりずっとしっかりしてる部分も多いんだけどね。変なの。不思議。おめでとう。ブラコンだから、ずっと可愛いんだよな、老け顔でも生え際危ない予感がぷんぷんしてても。

     

    このブログってさ、人に言えないことを言うための場だったわけ。だから色んなことを隠しこんだ場所(不思議よね、誰にも言えないことは一番公になる媒体に託すのよね)なんだけど、ちょっとそれに関するフォーラムに今日参加してきた。参加するのにも勇気が必要だったけど、飛び込んでよかった。ずっと気持ち悪くって、素顔を晒して本名でその場にいることが怖くって、逃げて帰りたいって思ってしまうほど、未だに、私の心のどこかに巣食ってるんだなと思ったけど。その要素は私の中で否定できない大事なもので、それをこうして疎ましく思ってしまうこと自体がずっと悲しくって、でもそうして身を守って生きてきて、とか、色んなことを考えてたんだけどね。でもね、今日行って、お話しして下さってた方にそのことを聞いてみたの。勇気出して。お名前出して、お顔出して、こうやって正体を明かして活動されるのって怖くなかったですか、躊躇されませんでしたか、って。したよって。もちろん、と言われて、私すごく救われたの。私が弱いんじゃないんだって。私が弱くて怖いんじゃなくって、そうじゃなくって、みんな怖いんだ、それでも大丈夫なんだって。それでも顔を出して名前を出してしている理由は、TVで切りとられる有名人じゃない普通の人というロールモデルになりたいから、明るい未来の可能性のひとつになりたいからって言われて、すごくすごく、感銘を受けた。嬉しかった。私、そういえばそういう生き方に憧れてたこともあったなあって。懐かしかったし嬉しかった。頑張って行って良かった。逃げ出さなくて良かった。良かった、本当に。

     

    もう、文章じゃなくて、誰かに語りかけるような書き残しになってしまったなあ。でもこの感情はどうしても残しておきたかったの。いつかきっと、もっと困難にぶち当たったときに、私を救ってくれる。助けてくれる。だって、自殺してしまう人が減るようにって、私も思ってたもの。歳を重ねるごとに悩みは変わって、死にたい理由だって少しずつ移り替っているけど、それでもふと頭を過ることはある。それでも、それでも。

     

    頑張らなくちゃ、とは思わないけど。思わない方がきっといいような気がする。けど、正直に生きようと思う。恐れだって正直な感情なんだから、それを無理に否定することはない。怖いのも私。前を向くのも下を向くのも私。ある意味恐ろしいことに、ごく身近な大事な人にそれを何故か受け入れてくれている人がいるんだから、そのことに感謝しながら、下向いたり後ろ向いたり、怯えたり隠れたり、たまに大胆になったり、そんなことをしながら生きていきたいなあ。何だかんだ生きていけました、というささやかな前例になりたいなあ。きっときっと、素敵よ、それ。きっと素敵。私が私として人(特定少数および不特定多数)を愛しながら、好きなものを好きだと思いながら(それを表明したりしなかったりしながら)、生きていければ、きっと嬉しい。そう思えた、とてもいい日だった。嬉しい。

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